CGI







理事長今日の一言

■2008年05月13日(火)  2008年インターハイ県予選(団体戦)
one for all, all for one(直訳:ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)とは、ラグビーでよく用いられ、チームを勝利に導くため、チームプレーを最優先する自己犠牲の精神を最も美しく表現した標語といわれています。


テニスは基本的には個人競技であり、試合(大会)へ挑み結果を残す全過程は個人の能力に帰することがほとんどです。ダブルスは二人のコンビネーションや意思疎通が要素として加わるが、チーム戦とは認識しにくい。
唯一、テニスにおけるチーム戦が『団体戦』です。
たとえコートの上でボールをヒットし、競技をしている人間がひとりであろうが、その一振り一振りは、そのプレーヤーの所属する団体の勝利のためのプレーとして、多くの関係者の注目と関心を集め、その声援/応援を背にいつもと違った雰囲気のテニスをすることになります。
その雰囲気は、コート上のプレーヤーにとって『力』にもなるし『プレッシャー』ともなります。その雰囲気のため、予想も出来なかった『ドラマ』が生まれ、歓喜と涙を誘うこととなります。この独自な雰囲気こそ、スポーツの醍醐味の本質かもしれない。


高校生の最大のイベント、インターハイの県予選の団体戦が10日(土)、11日(日)に行われました。女子は中部(草薙/有度山)のコート、男子は西部(花川)のコートを主会場に開催されました。男子の準決勝を見ることが出来たので、その様子をカキコミます。


男子のベスト4は、日大三島高校、浜松市立高校、浜松工業高校、静岡市立高校。順当にシード校が残りました。準決勝の組合せは、日大三島VS浜松市立、浜松工業VS静岡市立です。

私の戦前の予想では、「秋の選抜大会の県予選では日大三島と静岡市立が決勝を争いましたが、ポイント数がダブルス1本とシングル2本に減ることもあり、ダブルスにウィークポイントがあるものの安定したシングルスプレーヤを擁する浜市と浜工が有利。」でした。


準決勝の4校の対戦は、ほぼ予想の通りに進み、最後に予想外の結果となって戦いを終えました。


日大三島と浜市の対戦。

ダブルスは良く鍛えられた動きを見せる日大三島ペアが浜市ペアをストレートで下しました。浜市ペア、惜しむらくはセカンドセット、25から45まで迫った勢いで追いつきたかった。相手は一ゲーム差ということで、少し緊張が増していたはず。残念。

シングル癸韻蓮⊂緻鄙手VS竹中選手、昨年からの因縁の対決。これまでは竹中選手の2勝1敗(1打切り試合〜上野選手のリード)なのですが、プレッシャーのかかる団体戦では勝敗は微妙になります。上野選手の持ち味は、早いボールへの寄りからライジング気味に高い打点から打ち下ろすフラットドライブのフォアハンドショット。ベースラインから前の位置でこのショットを放てば、角度も付くためウイニングショットと言える決定率となります(日大三島の応援団は『レーザービーム』と呼んでいました)。竹中選手は、このショットへの対抗策を持って対戦に臨んだようです。
ファーストはシーソーゲーム(両者とも、緊張のためかミスの多い展開です)から竹中選手の53リード。ムーンボールを使い、上野選手にレーザービームを打たせません。しかし、そこから『守り』に入ったのか、追いつかれ、66のタイブレークへ。そこは何とかしのぎ切り、ファーストアップ。
セカンドセットは、気を取り直した上野選手が調子を上げ、52とリード。しかし、そこから竹中選手が耐えに耐えて55に追いつき、タイブレークとなるも(私の記憶では確か)86。ストレートで勝利しました。

シングル癸欧蓮井浜選手VS新田選手。私にとって、井浜選手のことはあまり知識がなく、唯一、今年の県シングルでのゲームを見たことに留まりますが、特別な印象はなく、「まとまっているが新田選手には勝てないだろう」と言う予想でした。
ファーストセットの序盤は井浜選手の動きが明らかに悪く、52新田選手のリード。しかし、井浜選手が立直った状況に新田選手が対応できず、タイブレークでファーストは井浜選手がアップしました。
セカンドは、気を取り直した新田選手が61と差のあるスコアで取り返し、勝負はファイナルにかかりました。
ファイナルの出だしは20と新田選手がセカンドセットの調子を維持してリードしました。井浜選手は、脚(ふくらはぎ?)を気にしている様子を見せ、勝負あったかな?と言う雰囲気でしたが、3ゲーム目は井浜選手が意地(?)を見せて取り返しました。そして、運命の(?)第4ゲーム。ネット際のボールを追った新田選手が転倒!足が攣ってしまったようです。高校の大会のルールでは、痙攣によるメディカルタイムアウトは取れないので、そのまま試合続行。目立って動きの悪くなった新田選手にゲームを取るチャンスはなく、62で井浜選手=日大三島の勝利となりました。

つづきは、次回。

■2008年05月12日(月)  静岡県シングルステニス選手権大会
ゴールデンウィークの後半の5月3日から5日まで、静岡市内のコートを会場に、第44回静岡県シングルス選手権大会が開催されました。4日と5日の両日、観戦する機会がありましたので、その様子の一部をカキコミます。詳しい結果は、静岡県テニス協会のHPで見られます。

ご存知のとおり、この大会は静岡県のナンバーワンを決めるだけではなく、この大会での一般男女の部の優勝者は秋に開催される全日本選手権の出場資格を獲得することが出来ます。
また、国体の静岡代表選手を選考する上でも重要な大会として位置づけられています。


観戦したのは、国体選手選考に関わる一般男女が中心となりました。

一般男子は、大会前、昨年初優勝を遂げた浜崎選手(浜松インドアTC)の連覇なるかが一番の関心事でした。ライバルは、エントリーリストを見ると、昨年決勝戦を闘った松村選手(イカイ〜エキスパートパワーシズオカ)、正月の静岡トーナメントで浜崎選手を破っている大畑選手(竜南TC)、昨年の夏関で実績を残している佐藤選手(中央大学)かな、という感じでした。
浜崎選手を国体の選考会で破った、大学生の有力選手〜井上選手(専修大学)、増田選手(法政大学)〜は、春関の予選の期間と重なるため、出場していません。

4日の朝、会場(草薙コート)へ入って本選のドローを見れば、一回戦で浜崎選手と佐藤選手が当たっていました。佐藤選手は、学生の大会では実績があるものの、JTAランキングや県の大会での実績を持っていないため、この大会は予選からの出場となっていたためです。→→→クジ運が悪いことはなはだしい!
私の記憶ですと、浜崎選手は数年前、佐藤選手と対戦して敗れています。
「第一シード危うし!」と、誰しも考えていたと思います。
その一回戦は、予想に違わずシーソーゲームの熱戦/接戦となり、88タイブレークからキワどく浜崎選手が勝利を手にすることが出来ました。内容は充実していて、佐藤選手のポテンシャルの高さを証明するものでした。出来ることならば、準々決勝以降の3セットの試合で見てみたかった↓↓↓。

浜崎選手は、それ以降の2回戦と準々決勝を危なげなく勝ち進み、ベスト4入りしました。他の3人は大原選手(TAS)、大畑選手、松村選手です。


一般女子は、大学生の3人松山芳選手、石塚選手(専修大学)、松本選手(青山学院大学)に対して、高校生の増田選手/中村選手(静岡市立高)と元国体選手の深田選手(アオヤマスポーツ)がどのように挑むかが興味の中心でした。
結果、ベスト4は大学生3人と、増田選手でした。
増田選手と準々決勝で対戦した深田選手は、ファーストセットを67(3)と惜しくも落したのが響き、ペースをつかめないまま敗れ去りました。このところ仕事が忙しいようで、十分な練習ができていなかったようです。私には一回戦が終わった後、「今年の県シンはいけるかもしれない」と自信を覗かせていたのですが、残念。
中村選手は、石塚選手からファーストセットを奪ったものの、続くセットを連取され、惜敗となりました。


準決勝からは翌5日です。会場は有度山コートに移しての開催です。

5月としては珍しく朝からシトシトの雨模様。少し寒くなり、初夏を思わせた陽気が急に変貌を遂げ、各選手はコンディションの調整に神経を使うことになりました。

一般男女の準決勝4試合は、南側の4コートの並びにコート割されて試合開始です。

一般男子の浜崎VS大原は、浜松シングルスや遠州シングルスで何回も見た対戦カード。過去、浜崎選手の全勝。それも、ネットへ詰める大原選手のプレーをほぼ完封しての完勝パターンが多かったように記憶していました。しかし、今回は違っていました。ファーストは、過去の対戦の通り浜崎選手が62と取りましたが、セカンドに入ってからは大原選手の動きにキレが見られ、ストレートやクロス、ボディへの威力あるパッシングショットを鋭く切り返し、ポイントを奪います。終盤、浜崎54リード、大原サーブゲーム0−40として、トリプルのマッチポイントがあったのですが、その場面も積極的なネットプレーでクリアーして55と追いつき、「ひょっとすると・・・」と思わせました。しかし、そこからは浜崎選手が最後を締めて75と勝ちを握りました。
もうひとつの準決勝、大畑VS松村は高いレベルのストローク戦となり、わずかな差で松村選手がファーストセットをものにして、セカンドセットもシーソーゲームの末66タイブレーク。その序盤は40と大畑選手がリードしたので、「これはファイナルかな?」と観戦していた皆が思ったところ(後から聞くと、大畑選手もゲーム中、そう思ってしまったとのことでした)、ラッキーポイントを含めて44と松村選手が追いつき、大畑選手はリードしてセットポイントも二度手にしましたが、最終的には松村選手の勝利となりました。

決勝戦は、昨年と同じカード。今回はストレートで浜崎選手が二度目の栄冠を獲得しました。松村選手との違いは、リーチの差による守備力の差かな? ショットの威力や打球テクニックにはそんなに差は感じられません。
セカンドセット22からの3ゲームは、ネットダッシュを積極的に繰り返すなど、3ゲームを連取して52。松村選手に逆襲するチャンスを与えませんでした。成長が見られました。

浜崎選手、おめでとう。君は、浜松地区テニス界の誇りです。

また、今年は、是非、国体選手という県代表選手の座も手にしていただきたい。ガンバレ!!!



女子の準決勝は両試合ともフルセットの熱戦。

松山VS増田は、試合前半は巧みなボールコントロールで松山選手ペース。このままストレートで終わるかと思った、セカンドセットの後半、増田選手がその松山選手の配球に対応して、ポイントを奪い始め、そこからは増田選手ペース。威力とコントロールのあるショットを決めて、ファイナルセットは少し差がつきました。

最後まで勝負の行方が分からなかったのは、松本VS石塚。ファーストセットは松本選手のペースのあるフォアハンドと厚くスライスに当てるバックハンドのコンビネーションが効果的で、松本63石塚。しかし、セカンドセットからは石塚選手もそのパターンに対応できるようになり、接戦に持ち込み、石塚64松本。ファイナルは両者譲らず、55からは松本選手の配球パターンをよく読みきり、ゲームを連取した石塚選手が75と勝利を決めました。試合時間、3時間を越える熱戦でした。

決勝戦は、県テニス協会の運営委員会が開催されていたため(私も出席をしていましたので)、観戦できませんでしたが、ストレートで増田選手(76/62石塚選手)が勝利、初優勝という結果でした。増田選手は、少しつかみどころのないのが特徴と言われていましたが、以前から定評の高い威力のあるショットと、バランスの良いディフェンスを身につけたようです。

増田選手、おめでとうございます。
高校生最後の年。充実した年になるよう、目標を高く置き、がんばってください。


過去ログ 2005年02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2006年01月 02月 03月 05月 06月 08月 10月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 05月 06月 11月 
2008年02月 03月 05月 06月 07月 
2009年07月 08月 10月 
2010年01月 02月 06月